株式会社マルタマ かぶしきがいしゃマルタマ
パチンコ業、不動産賃貸業

手段はさまざまでもゴールは一つ
宮城を元気に、豊かにすること
どんな時代でも信念を曲げず、地域に貢献し続ける企業に
地元に元気と活力を
それが変わらぬ理念宮城の地で1950(昭和25)年に創業した『マルタマ』。〝パチンコの「まるたま」〞として地元ではおなじみだ。しかし同社の佐々木広輝センター長は、「マルタマ=パチンコではありません」と語る。第二次世界大戦の終戦間際、仙台大空襲で一面焦土と化した宮城。その時の悲哀に暮れる人々の姿を見て、創業者が抱いた「宮城をもっと元気にしたい」という熱い想いが源となっており、その手段として選択したのがパチンコだったというのだ。第一号店はわずか台が並ぶだけの小さなホールだったが、戦争で疲れ切っていた当時の人たちに、大いなる楽しみと笑顔をもたらした。以来年にわたり、「宮城の発展に貢献したい」という創業時の信念を貫き通している『マルタマ』。昨今、射幸性を高めた営業スタイルが主流となっている業界にあって、同社は「心あたたまるコミュニティ空間」としてのパチンコの在り方を変わらず追求し続けている。
不動産業に地域貢献
コロナ対策にも尽力時代背景の中でパチンコという手段を選択しつつも、世の中の変化とともに活動の領域を広げてきた『マルタマ』。同社のもう一つの基幹事業が不動産業だ。「宮城の将来を担う人づくりを通じ、地域に恩返しを」との想いから、2020(令和2)年4月、仙台市内に学生向けマンションを建設。暮らしが楽しくなるアイディアがあふれた住環境を通じて学生の成長を支援する。
地域の発展を願うだけに、地域貢献活動「宮城元気の〝わ〞プロジェクト」にも積極的だ。老人ホームや介護施設でのリハビリを兼ねた「出張パチンコ大会」や復興を願い仙台市や若林区と共に開催している「若林シーサイドマラソン」など幅広い活動を展開。老若男女問わず、地域の方とふれ合いながら、新たな「わ」を広げている。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止へも真摯に対応。目先の利益よりも、お客さまや社会との信頼関係を大切にする誠実な姿勢は、社員からの求心力が高い理由の一つだろう。
刻一刻と社会が変わっていく中、今もなおお客さまに安心して足を運んでいただけるよう、スタッフが一丸となり対策にあたっている。地域の未来を
共に支える人財を〝魅力人財〞の育成を掲げる同社。新入社員研修では、接遇やトラブル対応といった店舗でのOJT研修はもちろん、充実した設備が自慢のイノベーションセンターでの学大切にする誠実な姿勢は、社びも充実。能力開発やキャリアデザインのサポートも手厚く、仕事を通じた自己実現が叶う。「コロナ禍を体験し、弊社の存在意義を改めて実感。どんな世の中になろうと軸をぶらさず地域のために、と全社員が決意を新たにしました」と話す佐々木センター長。「だからこそ必要なのは、未来に進むための仲間です」。〝チームマルタマ〞の一員として、ともに未来を創り、地域に貢献したいと願う学生からのコンタクトを、同社は待っている。
宮城でお客さまの暮らしに関われる
私にとって天職のような会社ですパチンコをただの営利目的やギャンブルではなく娯楽として捉え、地域のお客さまにとって心温まるもう一つの家のような場所を提供したいという考え方に感銘を受けて入社を希望しました。入社後はコロナウイルスが蔓延する中でも、安全に配慮した上で濃密な研修を受けることができ、スタッフのために必要なことを惜しみなく与えてくれる会社だと実感しています。お客さま対応の際に心がけているのは、常にお客さまのお気持ちに寄り添い、少しでもプラスなお気持ちになっていただくこと。お客さまからの「ありがとう」のお言葉が大きなやりがいに繋がっています。もっと接客力を身に付けてお客さまのためにできることを増やしつつ、今後は後輩の育成にもチャレンジしたいと思っています。
【名前】 洞口 拓真 【在籍年数】 2年8ヵ月
【所属】 まるたま名取店勤務自分の仕事でスタッフやお客さまの
お役に立てることが喜びです地域に根差した企業で、誰かの役に立ちたいと思い入社を決めました。働いていて感じるのはアットホームな会社だな、ということ。普段は入社手続きや勤怠管理、給与計算などを担当していますが、いつも「この業務の先には店舗スタッフが、そしてお客さまがいる」と心に留めています。一人ひとり大事にする価値観や置かれた環境が違うため、労務面においても画一的な処理ではなく、寄り添った対応を大切にしています。会社や仲間を支える仕事ができることが大きなやりがいですね。また、移りゆく社会の中、柔軟性が求められる社風のため、組織としてどのような対応ができるのか、何歳になっても学びが絶えません。今後も自分自身のスキルアップはもちろん、地域貢献活動にもさらに熱心に取り組み、地元・宮城を盛り上げていきたいです。
【名前】 間 由美子 【在籍年数】 19年2ヵ月
【所属】 総務部労務課
学生向けマンションの廊下。5階建ての2棟に、生活に合わせた多彩なパターンの全110室を完備。
同じく学生向けマンションのエントランス。友だちとの待ち合わせなどさまざまなことに使用されている。学生の日々の生活をサポートする贅沢な共用空間が満載だ。
竹田 隆代表取締役社長が目指すのは、「地域に愛され、地域と共に歩み、地域に必要とされる存在」だ。
「宮城のためにできることを一緒にカタチにしていきましょう」と経営企画室長・竹田 恵理子さん。
HR開発センター長の佐々木 広輝さん。「withコロナの時代。本当の意味でお客さまに向かう姿勢が問われています」と熱く語る。
全店の管理職による「お客様ファーストの会」を毎月実施。接客や売り場づくりの在り方を一から見直している。
「フットサル大会 マルタマカップ」に参加してくれたチームと交流を図る社員。地域に根を張った活動で社会貢献を続けている。
人事を担当するHR開発センターのスタッフたち。「採用活動で結んだ縁を大切にしています」。
学生マンションの最上階にはカフェテリアが。そのほか、勉強や談話に最適なラウンジや、運動やイベントに利用できるアクティビティスタジオなどもある。空間にこだわりを持つマルタマならではのふれ合いながら学び合える物件だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マルタマ
- ふりがな
- かぶしきがいしゃマルタマ
- 業種
- パチンコ業、不動産賃貸業
- 所在地
- 〒984-0075
仙台市若林区清水小路8 - TEL
- 022-227-1341
- FAX
- 022-262-7325
- ホームページ
- https://www.maru-tama.com/
- 代表
- 竹田 隆
- 設立
- 1950年6月
- 従業員数
- 103人(男65人/女38人)