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株式会社 深松組
深松組の ここに注目!
①建設業を通して地元に寄与
②事業の多角化で安定経営を実現
③時代に即した社内改革を推進
土木・建築の枠を超えて、未来を創造する100年企業



◯現場では女性施工管理者も活躍中。女性が働きやすい環境も整う。
◯震災遺構の荒浜小を見学し、建設業について学ぶ新入社員たち。
◯震災遺構の荒浜小を見学し、建設業について学ぶ新入社員たち。
地元の土木建設インフラを支え続けて100周年
仙台市若林区の沖野小学校では先頃、外壁のひび割れ補修や塗装、屋上の防水工事など校舎の大規模改修工事を行った。この校舎のように高度経済成長期に造られた建物や道路、橋などの多くは、一斉にメンテナンスの時期に入っている。それら工事の一端を担っているのが、2025年3月に創業100周年を迎えた『深松組』だ。
若林区藤塚では、温泉とレストランの複合施設『アクアイグニス仙台』の建設と運営を手がけている。東日本大震災の津波被害で人が住めなくなった地区に、仙台市の防災集団移転跡地利活用事業によるこの施設ができたことで、再び人の流れが生まれた。オープンから3年余りたち、新たな風物詩も誕生している。台湾から運ばれた絵付けランタンで夏の夜を彩る「台湾ランタン祭SENDAI」だ。震災の際に台湾から受けた恩に感謝し、被災地から復興の姿を発信する目的でスタートした。今年は総数544個のランタンでライトアップされるほか、さまざまな文化交流イベントも予定されている。
若林区藤塚では、温泉とレストランの複合施設『アクアイグニス仙台』の建設と運営を手がけている。東日本大震災の津波被害で人が住めなくなった地区に、仙台市の防災集団移転跡地利活用事業によるこの施設ができたことで、再び人の流れが生まれた。オープンから3年余りたち、新たな風物詩も誕生している。台湾から運ばれた絵付けランタンで夏の夜を彩る「台湾ランタン祭SENDAI」だ。震災の際に台湾から受けた恩に感謝し、被災地から復興の姿を発信する目的でスタートした。今年は総数544個のランタンでライトアップされるほか、さまざまな文化交流イベントも予定されている。




◯7/11~8/24には『アクアイグニス仙台』で「台湾ランタン祭SENDAI2025」を開催。
◯台湾の文化局長を表敬訪問し、交流を図る深松栞取締役経営企画室長。
◯「藤塚の湯」の温泉排熱などの未利用熱を使った画期的な省エネ設備を導入する『アクアイグニス仙台』。
◯台湾の文化局長を表敬訪問し、交流を図る深松栞取締役経営企画室長。
◯「藤塚の湯」の温泉排熱などの未利用熱を使った画期的な省エネ設備を導入する『アクアイグニス仙台』。

手を取り合い、支え合い、地域から選ばれる企業へ





◯「建物やまちづくりに興味がある人、チャレンジ精神旺盛な人の応募を待っています!」と熱く語る深松努社長。
◯環境にやさしい発電方法を採用し、2023年に開業した『笹川小水力発電所』
◯沖縄県宮古島の『ヴィラブリゾート』は沖縄開発事業の一つ。
◯地域貢献の一環として太白区長町に建設したナーシングホーム。
◯2022年竣工の本社ビル。災害時に復旧拠点となる機能も万全。
◯環境にやさしい発電方法を採用し、2023年に開業した『笹川小水力発電所』
◯沖縄県宮古島の『ヴィラブリゾート』は沖縄開発事業の一つ。
◯地域貢献の一環として太白区長町に建設したナーシングホーム。
◯2022年竣工の本社ビル。災害時に復旧拠点となる機能も万全。
時代に呼応し事業を多角化 100周年事業にも注力
『深松組』の創業は今からちょうど100年前の1925(大正14)年。水力発電の建設土木工事から始まり、第二次世界大戦を経て、昭和の高度経済成長期には建物の建設にも事業を拡大。数多くの公共工事で実績を積んできた。平成に入ると、自治体の予算に左右されない事業を確立しようと、不動産賃貸部門に進出。2008年のリーマンショック時には建設業界も大きな打撃を受けたが、同社は不動産賃貸部門に助けられ、一人の解雇者もなく乗り越えることができた。深松努社長はこの経験から、会社の継続には事業の柱を複数持つことが肝要だと痛感。以来、再生可能エネルギー事業、沖縄のリゾートホテルやミャンマーでの賃貸マンション事業など、経営の多角化を図ってきた。
創業100周年を迎えるにあたり、さまざまな記念事業にも力を入れている。その一つが、初代の出身地にして創業の地でもある富山県朝日町笹川地区の『笹川小水力発電所』の建設工事だ。過疎化と高齢化が進む限界集落の笹川地区では、地元住民が管理する簡易水道が老朽化し、改修更新に伴う費用が住民の負担となっていた。そこで深松社長は故郷の力になろうと、同地区に小水力発電所を建設し、再生エネルギー固定価格買取制度による売電収入を活用して、新たな水道施設の整備を行った。また、信託方式を組み合わせることで、発電事業を継続できる体制も整えた。水道という重要インフラの安定供給、新たな雇用の創出など、地域にとって多大なメリットを生んだこのスキームは、企業版ふるさと納税のモデルケースとして全国から注目を集めている。
今期は100周年記念新規事業として、ALS、神経難病といった重度心身障害者専門のナーシングホームの建設に取り組んでいる。太白区長町に建設中の2棟で、7月のオープンを予定しており、地元の基幹病院や患者の家族から期待の声が寄せられている。
創業100周年を迎えるにあたり、さまざまな記念事業にも力を入れている。その一つが、初代の出身地にして創業の地でもある富山県朝日町笹川地区の『笹川小水力発電所』の建設工事だ。過疎化と高齢化が進む限界集落の笹川地区では、地元住民が管理する簡易水道が老朽化し、改修更新に伴う費用が住民の負担となっていた。そこで深松社長は故郷の力になろうと、同地区に小水力発電所を建設し、再生エネルギー固定価格買取制度による売電収入を活用して、新たな水道施設の整備を行った。また、信託方式を組み合わせることで、発電事業を継続できる体制も整えた。水道という重要インフラの安定供給、新たな雇用の創出など、地域にとって多大なメリットを生んだこのスキームは、企業版ふるさと納税のモデルケースとして全国から注目を集めている。
今期は100周年記念新規事業として、ALS、神経難病といった重度心身障害者専門のナーシングホームの建設に取り組んでいる。太白区長町に建設中の2棟で、7月のオープンを予定しており、地元の基幹病院や患者の家族から期待の声が寄せられている。
子世代、孫世代のために力強い東北を創造したい
「建設業は社会の基盤を支える重要な存在。地域の安全と安心を守ることが建設業者の使命」と語る深松社長。しかし、日本はこれまで経験したことのない人口減少時代へと突入し、今まで当たり前に供給できていたサービスが当たり前ではなくなりつつある。建設業も例外ではなく、建設業者の減少は町のインフラの維持に大きな影響を及ぼす。そのため、若い担い手の確保は業界全体の喫緊の課題。同社では、建設業界の情報や仕事の魅力を正しく発信し、興味を持ってもらうことがアプローチの第一歩だとして、仙台経済同友会加盟企業による「部活動支援プロジェクト」に参加している。これは、スポーツ経験者や元アスリートを社員雇用し、市立中学校の運動部活動に派遣するという試み。社会全体で子どもたちを応援し、ひいては業界のPRに繋げていきたい考えだ。
深松社長は、土木・建設事業を根幹に、幅広い事業に目を向けている。そこにあるのは、「困っている人を助けたい」という真摯な思いだ。「人口減社会だからこそ、そこにビジネスチャンスがある。自社の持つリソースを活用することで、困っている人の助けになり、それがビジネスにもなり得るのならば、これ以上の僥倖はない」と話す。次なる50年、100年に向けては、「日本は災害大国。他地域で自然災害などが起きた際には、東日本大震災で全国から受けた恩に報いるためにも、インフラを守る建設業として、日本を支えることができる力強い東北を創っていくことが我々の本分」と前を向く深松社長。「これからは競争ではなく共創の時代。同業他社や他職種と協力して地域を支えていきたい」。そう決意を新たにしている。
深松社長は、土木・建設事業を根幹に、幅広い事業に目を向けている。そこにあるのは、「困っている人を助けたい」という真摯な思いだ。「人口減社会だからこそ、そこにビジネスチャンスがある。自社の持つリソースを活用することで、困っている人の助けになり、それがビジネスにもなり得るのならば、これ以上の僥倖はない」と話す。次なる50年、100年に向けては、「日本は災害大国。他地域で自然災害などが起きた際には、東日本大震災で全国から受けた恩に報いるためにも、インフラを守る建設業として、日本を支えることができる力強い東北を創っていくことが我々の本分」と前を向く深松社長。「これからは競争ではなく共創の時代。同業他社や他職種と協力して地域を支えていきたい」。そう決意を新たにしている。
誰もが「得意」を活かし 輝ける企業を目指して
大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生き抜いてきた『深松組』は、時代に合わせて社内改革にも鋭意取り組んでいる。昨年、経営企画室を新設し、深松社長の長女である深松栞さんが室長に就任。東京のコンサル会社で積み重ねた経験と手腕を活かし、新たな人事評価制度や研修制度の整備、働き方改革などに着手している。特に『アクアイグニス仙台』の施設をまるごと使い、社会人スキルを養うワーケーション的な研修プログラムは、若手社員からも好評だという。その他、社長譲りの発想力と行動力でさまざまな新事業を次々と展開している深松室長。「どの世代の社員も希望を持っていきいきと働けるよう、会社の文化や風土を変えていきたい」と意気込んでいる。100年の歴史を土台に、より働きやすく、チャレンジしやすい企業へと変貌を遂げつつある『深松組』。ここでなら、一人ひとりの得意分野や興味関心を活かせる仕事が必ず見つかるはずだ。



◯社会貢献活動「広瀬川1万人プロジェクト」には全社で取り組む。
◯100周年を記念して、地元プロスポーツチームの冠試合も開催。
◯2024年度省エネ大賞をはじめ、数々の受賞・認定を受けている。
◯100周年を記念して、地元プロスポーツチームの冠試合も開催。
◯2024年度省エネ大賞をはじめ、数々の受賞・認定を受けている。
会社情報&採用データ
- 設立
- 1953年8月
- 代表
- 深松 努
- 資本金
- 9,347万円
- 従業員数
- 142人(男117人/女25人)
- 住所
- 〒981-0966 仙台市青葉区荒巻本沢2-18-1
- TEL
- 022-271-9211
- 初任給
- 大卒技術職268,000円~
- 福利厚生
- 社会保険完備、選択制確定給付企業年金、GLTD保険・業務災害総合保険、健康診断、退職金制度、リフレッシュ休暇制度、永年勤続表彰、各種資格試験合格祝金、ホテル提携、他
- 休日休暇
- 週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、産前産後休業、育児休業、介護休業、リフレッシュ休暇
※年間休日126日(2025年度) - 採用担当者連絡先
- 022-271-9211(経営企画室 採用担当)
m-rec2@fukamatsugumi.com - 募集職種
- 土木施工管理、建築施工管理、設計、積算
インターンシップ受け入れ/あり
大学生アルバイト受け入れ/あり - 募集形態
- 正社員