株式会社東北イノアック かぶしきがいしゃとうほくイノアック
自動車部品関連製品・情報機器部品・ゴム製品・ポリウレタン発泡ボード・ウレタンシステム原料の製造および寝具製品の製造販売

ゼロから生み出すモノづくり
チャレンジのフィールドは無限大
メイド・イン・東北の技術力を世界に向けて発信
世界に誇る技術力で
ウレタン業界を牽引日本で初めてウレタンフォームの生産に成功し、ウレタン業界を牽引するイノアックグループ。東北の生産拠点である『東北イノアック』は長年培ったノウハウと多様なニーズに応える技術力を活かし、ゴム、プラスチック、ウレタン複合素材をベースとした材料開発と製品化を行ってきた。
自動車、IT、住宅建材、インフラ、生活用品、寝具など、手がける製品は多種多様。素材の組み合わせによって無限に展開できるのが素材メーカーの大きな強みだ。
主力であるウレタンフォームの中でも高い評価を受けるのが、優れた断熱性能を持ち、国土交通省より不燃材料の認定を受けた高性能断熱材「サーマックス」だ。全国の生産拠点の中で製造を行うのは同社のみ。2019年2月には「サーマックス」専用の築館工場が竣工。2022年1月には新しくウレタン加工場も増設された。柔軟な発想力を活かし
BtoC事業を積極展開現在、同社が積極的に展開しているのがBtoC事業だ。ウレタン加工技術を活かしたオリジナル寝具や車内用マットレス、福祉用具などを開発。大崎市古川の直営店や楽天市場の公式オンラインストアなど、直販にも取り組んでいる。
2020年3月に発売した「横綱マットレス」は、羊毛キルトと高反発マットレスを組み合わせた新しいタイプの敷布団。ウレタンだけでなくキルト部分も地場の布団屋が一つひとつ手作りしたものを使用した〝メイド・イン・東北〞の逸品だ。
「お客さまの声を聞いてすぐに試作品を製作できるのは当社ならでは。若手の新しいアイディアにベテランの技術力を掛け合わせ、商品開発と
連動した営業を行っています。地域に根差した企業として、地元企業の問題解決にモノづくりで貢献していきたいです」と話す東北リビング事業室の髙橋竜矢さん。
企画開発から製造まで全て東北で行うメイド・イン・東北のモノづくりには、東北を盛り立てたいという想いが込められている。充実した福利厚生と
働きやすい職場環境同社は福利厚生の充実を図っている。育児や介護などライフステージの変化に対応しながら働くことができ、産休・育休後の復職率が高いのも特徴だ。
働きやすい職場環境づくりに大きな役割を果たしているのが労働組合だ。組合と会社は毎月話し合いを行い、総労働時間の短縮や有給休暇の消化率向上など、社員の意見や課題を吸い上げながら風通しの良い職場づくりを実践。社員のスキルアップのための支援制度も万全だ。
同社が大切にしているのは、「やってみよう」というチャレンジ精神。一人ひとりが考えて行動し、カタチにできる環境が整っている。グローバルに活躍するチャンスもある。
ゼロから生み出すモノづくりの醍醐味を味わいながら、自分自身の成長も実感できるはずだ。
お客さまの声からすぐに試作品を作り
スピーディに対応できます現在は主に福祉用具の取り扱い企業へ営業活動を行い、そこで利用者のニーズを拾い出して製品の提案を行っています。また介護予防の視点から、要介護状態になることを防ぐための介護予防福祉用具の提案も行っています。リビング事業室は営業部門、開発部門が一緒になっているので、お客さまの声を聞いてすぐに試作品を作り、ニーズにスピーディに対応することができます。職場は自由に営業や提案ができる風土で、相談もしやすいと思います。これからも「横綱マット」をはじめ、メイド・イン・東北のウレタン製品を東北に広めていきたいです。
【名前】 髙橋 竜矢 【在籍年数】 4年
【所属】 東北リビング事業室介護部門統括z生産の現場はチームワークが大切
社員同士の繋がりが強い職場です普段から地元の会社として身近に感じていたため、安心して働けると思い入社しました。入社後に感じた会社の雰囲気は思った通りで、社員同士の繋がりが強く、困ったことがあると相談に乗ってくれるので安心感があります。私の担当業務は自社の断熱材「サーマックス」を使用した業務用保冷ボックスの生産です。生産の現場ではチームを組んで作業を行います。自分が担当した仕事の先に関わる人のことを考え、工夫して作業したことにより「作業がやりやすくなった、ありがとう」と感謝されることも。一つの製品の製造に、いろいろな人が関わり工夫することで“もの”ができる喜びを実感しました。当社では製造する製品が多岐にわたり、それぞれに専用の機械があるので、まずは各機械のことをしっかりと学び、今後は一人で扱えるようになりたいと思います。
【名前】 中村 桃花 【在籍年数】 8ヵ月
【所属】 生産技術課生産技術係自分が作った断熱材が役立つことに
喜びを感じました大学時代に高分子有機材料について学び、その知識を仕事に活かしたい、そして地元・宮城で働きたいという想いから入社しました。私の主な担当業務は、断熱材「サーマックス」の原材料配合検討や生産品質管理です。以前、自社の断熱材が施工中の住宅の建材に使用されているのを目にする機会があり、自分が作ったものが住宅建築の基礎となっていることに喜びを感じました。技術課は6人のチーム制。それぞれの担当が日々意見を出し合い、どうすればより良い製品を作れるか検討しています。その議論を経て満足のいく製品ができ上がった時はとてもやりがいを感じます。今はまだ、先輩や上司の元で学びながら作業をしている段階ですが、今後はもっとウレタンや断熱材についての知識を広く習得し、良い製品を作れるようになりたいと思います。
【名前】 海野 慈歩 【在籍年数】 8ヵ月
【所属】 第3製造部技術課技術開発
小牛田、若柳、北上工場に続く第4の生産拠点として2019年2月に竣工した築館工場。同社が誇る高性能断熱材「サーマックス」の製造を行う。
手がけた部品は小さくてもやがて大きな価値ある製品となる。モノづくりを支えるやりがいは大きい。
製造工程の機械化・自動化が進んでも最終工程の目視検査など、人の目による入念なチェックが欠かせない。
時代のニーズに呼応したプライベートブランドも多数製造。若手スタッフの柔軟な発想力が活かされている。
大崎市古川にある直営店『Fstory』では体圧分散マットレス、「横綱マットレス」、枕などを販売。実際に寝心地を体感できる。
2013年にスタートした東北工業大学との産学連携プロジェクトでは、学生たちの若い感性と自由な発想から生まれる新商品の開発に取り組んでいる。
ボウリング大会やオフィシャルスポンサーを務める楽天イーグルスの試合観戦、芋煮会など季節ごとのイベントで、社員同士の交流を図っている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社東北イノアック
- ふりがな
- かぶしきがいしゃとうほくイノアック
- 業種
- 自動車部品関連製品・情報機器部品・ゴム製品・ポリウレタン発泡ボード・ウレタンシステム原料の製造および寝具製品の製造販売
- 所在地
- 〒987-0005
遠田郡美里町北浦字二又下28 - TEL
- 050-3145-5836
- FAX
- 0229-34-2303
- ホームページ
- https://www.tohoku-inoac.co.jp
- 代表
- 石井 隆
- 設立
- 1964年4月
- 従業員数
- 277人(男220人/女57人)
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