みやぎをリードする注目企業27

株式会社吉岡屋 よしおかや

酒類食品卸小売業、飲食ビル等の企画開発及び賃貸管理、不動産仲介業務

株式会社吉岡屋

創業111年目を迎え、なお
新しい領域に挑戦し続ける

  • 従来にはなかった
    BtoCの新店舗をオープン

    明治44年に仙台市で創業以来、酒類の業務用卸業を主軸に事業展開する『吉岡屋』。近年は卸業以外の分野にも力を入れ展開しているが、そのひとつがBtoC向けの小売店舗の運営になる。 近隣飲食店をターゲットとした小売店舗『リカネスト』の2階で営業する『ヴァン・エ・ボヌール』は、『国分町のど真ん中にある飲食店に向けた業務用のワインセラー』をテーマに、自然派ワインとウイスキーに特化した販売店。そこから派生する形で、一般の消費者に向けて2021年にオープンさせたのが『バファール』だ。ここは手軽な価格から楽しめるワインとウイスキーを販売する小売店となっており、ボトルで購入するのを悩む人向けに一部のウイスキーは量り売りにも対応するなど、画期的な試みが話題になっている。 さらに2022年には『バファール』のECサイトも整備。吉岡屋のネットワークと目利きで集めたワインとウイスキーを全国に向けて販売する体制も整い、好調に推移している。

  • 今後はイベントを通じた
    地域活性も視野に

    そしてもう一つの柱となる事業が「不動産」。同社が所有する物件はすべて飲食店に特化しており、テナントとなる飲食店へのコンサルティングも併せて行う。さらに不動産仲介も手がけ、国分町だけに留まらず、仙台駅前のとある商業飲食ゾーンすべてのテナントリーシング(プランニングを含めた店舗誘致)を同社が専属で行うなどの展開もしている。独自のネットワークを最大限に活かした不動産業は各方面から信頼も篤く、今後数が増えそうな領域だ。さらに近年、イベント誘致でも存在感を発揮。世界的に人気のアイラモルト「ARDBEG(アードベッグ)」主催のウイスキーイベントを東北で初めて誘致するなど、地域活性にも一役買う。今後は、仙台駅前を中心に酒フェスを企画するなど、「酒」を軸とした多彩な事業展望を持っている同社。今後の動向がますます楽しみだ。

先輩インタビュー「会社に入社して、一番やりがいを感じたことは?」

  • より営業力の高い
    チームづくりに注力中です

    現在は国分町エリアの飲食店への営業を担当しています。これまでは直接訪問が基本でしたが、コロナ禍によってオンライン化も進みました。例えばLINEを活用したキャンペーンのご案内やスマートフォンを使用しご発注をいただく取り組みはしっかり履歴を残すことができるため、飲食店のオーナーさまにも好評をいただいています。同時に、現在力を注いでいるのがチームビルディングです。属人的だった営業手法をマニュアル化し、情報の共有化を実践中。今後はより成果に繋げるための仕組みを確立し、より営業力のあるチーム作りに携わっていきたいです。

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    【名前】 渡邊 尚也 【在籍年数】 4年9カ月
    【所属】 営業部営業第二課・主任

会社情報

会社名
株式会社吉岡屋
ふりがな
よしおかや
業種
酒類食品卸小売業、飲食ビル等の企画開発及び賃貸管理、不動産仲介業務
所在地
〒989-3122
仙台市青葉区栗生5-3-3
TEL
022-392-1611
FAX
022-392-1626
代表
吉田 修
設立
1953年10月5日(創業1911年)
従業員数
90人(男60人/女30人)