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【潜入レポートVol.2】宮城の大学生が地元企業に潜入!にしき食品編

宮城の大学生が気になる企業に突撃訪問。そこで働く人に話を聞きながら、潜入したからこそわかるアレコレをレポートします。
テーマ

レトルトカレーができるまでを見たい!

宮城学院女子大学現代ビジネス学部3年生。最近好きな食べ物はゴーヤチャンプルー。
「レモンクリームチキンカレー」おいしいですよね。実は先週も食べたばっかりなんです!

今月のレポーター 鈴木 ひなのさん

こだわりと作り方を知って便利なレトルトカレーがより身近になりました!

食品工場初潜入がんばります!

今回潜入する『にしき食品』は、レトルト食品を専門に製造する企業です。自社ブランド「ニシキヤキッチン」では、カレーやスープなど約120種類のレトルト食品を販売しています。建物に入るとすぐにいい匂いが漂ってきますが、はやる気持ちを抑えてまずは着替えと手洗いを。さすが、衛生管理が徹底していますね。この工場だけで1日に約13万食の商品を製造しているそうです。
いざ、潜入!

製造現場に突撃です!

取材時はちょうど「牛ホホ肉のグリルカレー」の製造中でした。私がすっぽり入れそうな大きな鍋でカレーソースを煮込んでいます。「料理の基本である水や塩、素材を生かした味わいにもこだわっています」と工場長さんが教えてくれました。
巨大鍋でカレーソース調理中。「おいしくなぁれ」
じっくり煮込んだら完成。
ぐるぐる回る機械で主役の牛ホホ肉にスパイスをマリネ。
牛ホホ肉の焼き上がり!
ソースと具材をパウチに詰める工程も見学。

ジャンル別の人気No.1を発表します!

カレー部門、パスタソース部門、スープ部門からそれぞれ一番人気の商品を教えてもらいました!
カレー部門人気No.1「レモンクリームチキンカレー」
パスタソース部門人気No.1「ボロネーゼ」
スープ部門人気No.1「コーンポタージュ」

どれも気になりますね。私も食べてみたいと思います!

私のお気に入りは「レモンクリムチキンカレー」です

工場長の阿部さん

新商品の開発期間は約2年!

商品開発部の井上さんによると、新商品の企画から商品化までは約2年。その間膨大な数の試作と試食会を繰り返し、一度の試食会で数十食ということもあったそう。驚きです!
新商品開発のキーマン、井上さん。「年間5,000回以上試作して商品化されるのは約2%です」

一般向け工場見学も実施中!

一般向けの工場見学は空港南工場で実施しています。興味のある人はニシキヤキッチン公式オンラインショップのよみものページから申し込みできますよ。
一般の工場見学では製造工程に沿って通路から見学。
商品ラインナップがひと目でわかるセミナールームもあります。

この日案内してくれた広報担当の板花さんによると、「ニシキヤキッチン」は公式オンラインショップのほか、仙台パルコ店をはじめ県内に4店舗を展開しているそうですよ。

公式オンラインショップもチェックしてみてくださいね。

広報担当の板花さん。
Rreport
今回は特別に、一般の工場見学では外からしか見られない製造現場に潜入させていただきました。想像していたよりも働いている方の人数が多くて、調理や充填にはあえて人の手で行う工程を残しているところにも、素材と同様に味へのこだわりを感じました。大学では商品開発も学んでいるので、興味深いお話がたくさん聞けてとても有意義な時間になりました!

会社データ

にしき食品(ニシキヤキッチン)

住所
岩沼市下野郷字新関迎265-1
TEL
0120-19-2498