【学生の声】女子大学生に聞く、宮城の企業の魅力と情報発信のあり方
2月10日に「未来キャリアトークbyみやぎ就活応援隊~女性活躍企業とぶっちゃけ座談会」の企画・運営を終え、宮城の企業の魅力と情報発信のあり方について考えました。
・暮らしやすさが劣る(気候、インフラ、商業施設)
夏は暑く、冬は寒く雪がたくさん降るという東北の気候や、電車の路線・本数の少なさは、東北での快適な暮らしを想像しにくい要因となっている。
いちばんの要因は、商業施設や若者向けイベントの少なさであると感じる。新卒の女性は20代前半であり、まだまだ自分の趣味を楽しみたい年齢である。宮城には、若者が好むようなファッションブランドや飲食店、音楽イベントなどがない。せっかく社会人になりお金が手に入るのに、使いどころが東北にはほとんどない。
・全国的に名の知れた企業が少ない/企業の社会貢献の範囲が地元に限られがち
(私が東北大生なので思ったことを書くが)東北大生は、大学で得た専門性の高い知識を生かすために、より広い範囲で社会貢献をしたいと考える傾向がある。自分のプライドや評価のために、自身の適性や興味関心に関わらず高給有名企業に就職したがる学生も少なからずいる。『全国(世界)規模』『大手企業』『総合職』が就職活動における絶対条件となってくる。
首都圏や関西にそのような企業が多いことは言うまでもない。一方で宮城、東北にはその条件を満たす企業が少ないあるいは知られていない。つまり、東北は『地元規模』『中小企業』『一般職、地域職』ばかりであり、東北大生の就職先としてはあまり好まれない。(例えばアイリスオーヤマは宮城県の企業ではあるが、企業名や商品は全国的に有名であり、高給であることから、就職先として東北大生にも人気である。)
「地方創生に携わりたい」「震災復興がしたい」という学生も周りにはいるが、そういった人たちは東京や大阪に本社を置く企業に就職し、転勤やジョブローテーションによって東北支社にやってくるので、『地元企業への就職』とは少し違う。
・東北は野蛮という固定観念
第一に、東北は高齢化が進んでおり、どうしても会社の平均年齢の高さや上下関係の厳しさ、実家との面倒な関係(高齢者の介護)を想像してしまう。男女平等の観点から女性のキャリア形成や自立も重要視される昨今で、そのような環境は好まれないのではないか。
第二に、東北は第一次・二次産業が盛んで、第三次産業はまあまあ、第四次産業はそこまでというイメージがある。ITやAI、目に見えないサービス業が注目を浴びる現在、東北は勤務地としてはトレンドにそぐわない印象である。

女子大生関わらず、県外の方がチャレンジできると考え就職活動をしている・将来を考えている学生が多い。また、県内の企業を把握せず就職活動をする上でも勤務地を首都圏と限定して考えている人も多いのではないだろうか。また、大手企業でも勤務地を考える際に「一度宮城県以外に出てみたいがいずれ宮城に戻りたい」と考えている学生も多い印象であるため、キャリアの中で首都圏に出向するチャンスがあると宮城で住み続ける人口が増加するのでないかと考えた。

女子大学生の県外流出の要因として最も大きいのは、「情報不足」と「イメージの差」であると感じた。
宮城県内に自分のやりたい業種やキャリアモデルが存在するかどうか分からないまま、「首都圏に行けば選択肢が広がる」「成長できる環境が整っている」という漠然としたイメージを持っている学生が多いと感じた。特に大学1・2年生は就職について深く考える機会が少なく、「とりあえず首都圏へ」という志向が先行している傾向があった。
また、宮城県内の企業規模や業種の幅広さ、若手女性の活躍事例などが十分に可視化されていないことも課題である。企業が存在していても「知られていない」ことが、結果的に県外流出につながっていると考える。
さらに、「成長=首都圏」「挑戦=大企業」という固定的なイメージが根強いことも一因である。

女子大学生が就職期に首都圏へ流出する理由は、人口の多さに比例した企業の数・業種の多さであると考える。首都圏は人の数が多いため、その分だけ企業の選択肢も多く、自分のやりたいことや夢を実現出来る可能性が高いと感じやすい。
また、交通の便が整っており、通勤がしやすい点も魅力だと感じる。宮城県内では勤務する場所によっては通勤しにくい場合もあり、その点で首都圏の方が利便性が高いと印象を持つ女子大学生は多いと考える。
さらに、SNSなどで見る都会の生活のイメージが、無意識に憧れを強めている可能性もある。

首都圏は企業が多く、業種も幅広いため、やりたいことがまだ明確ではない学生ほど可能性を求めて移動すると考えられる。また、大手企業や有名企業が集中していることから、将来性を感じやすい点も影響していると思われる。

女子大学生が県外へ流出する背景には、宮城と首都圏の産業構造の決定的な違いが影響しており、宮城を含む地方圏では製造業や現業職が中心で女性が長期的にキャリアを形成できる職種や職域が限定的であるのに対し、首都圏では専門職や管理職への道が拓かれた多様なサービス業やメガベンチャー、グローバル企業が集中しているため、自己成長や高い報酬を志向する学生ほど、選択肢の多さとロールモデルの存在を求めて県外へ流出する傾向があると考える。
また、仙台が持つ地域コミュニティの密接さや、QOLの高さという独自の強みを、キャリア形成と結びつけて提示しきれていない点に課題がある。顔の見える関係性や心理的安全性の高さなど、挑戦を支えてくれる温かいネットワークこそが宮城で働くことの魅力である。
今後は、地方特有の閉塞感を安心なサポート体制へと昇華させ、仕事のやりがいと宮城らしい豊かな暮らしを両立できる新しいライフデザインのモデルを提示していくことで、女子大学生にとっての宮城で働くことを選ぶ理由を創出できると考察する。

(1)行政機関における取り組み
・商業施設等の誘致
・企業誘致
企業も事業性や収益性が見込めないと誘致に応じないと思うので、難しい。
・都市開発
先進的なデザインのオフィスビルや景観を創る。

現在行っているようなインターンを通して宮城県のあまり知られていない企業をPRしていくことで「宮城で働く」イメージをいただいてくれる学生が増加するのではないかと感じた。売り手市場と言いつつも就職活動・選考の早期化が顕著にみられ学生も2年生から働くことに対する不安を抱いている学生が多いため2年生以下のアプローチも手厚く行うことで「宮城で働く」こと前向きに取り考えてもらえるのではないかと感じた。
可能な範囲でできることとして、某大手採用サイトに登録していないような企業(中小)が合同企業説明会をできる機会があると学生が無作為に企業を知れるチャンスが増えるのかなと考えた。

宮城県内の子育て支援制度や女性活躍推進の取り組みを、より多くの女子学生に周知することは重要である。しかし、就職地を決定する段階で子育てまでを具体的に考えている学生は少ないという現状もある。
そのため、制度紹介にとどまらず、県内企業で活躍する若手女性社員のキャリア事例を可視化する取り組みが必要である。入社理由、現在の仕事内容、成長実感、将来の展望などを具体的に紹介し、「宮城でも十分に成長できる」という事実を事例として示すことで、学生が自分の将来像を描きやすくなる。
また、価値観別のマッチングイベントの開催も有効であると考えた。「地元貢 献型」「成長重視型」「ワークライフバランス重視型」などのテーマを設定し、対話型の交流機会を設けることで、単なる企業説明会ではなく、自分の価値観と向き合う機会を提供できる。
さらに、宮城県にゆかりのある学生に対する奨学金返済支援制度を拡充・周知することも重要である。制度の存在を分かりやすく提示し、利用者の体験談などを発信することで、経済的な安心材料として認識してもらうことができる。

今回開催した、未来キャリアトークはとても意味があると感じた。実際に企業の話を直接聞くことで、「宮城にもこんな魅力のある企業があった」という新たに発見に繋がったと思うので、今後もこのようなイベントをたくさん開催するのが良いと考える。
また、支援金や補助金の制度の充実も大切だと考える。例えば、県内就職で〇万円支給や一定年数働いたら補助金など。

県内企業の魅力を大学生目線で発信させる取り組みが良いと考えられる。働く女性の声や、ライフイベント年ごとの両立などを紹介することで、宮城で働く具体的なイメージを持ちやすくなる。今回のような座談会は、企業との距離が近く、本音を聞ける貴重な機会であるため良かった。

女子大学生の県内定着を促進するためには、行政機関が地方特有の繋がりの深さを、従来の閉塞感としてではなく、若者の挑戦を支える強力な地域資源へと再定義し、それを具体的な施策へと落とし込むことが肝要である。
第一に、行政は職域の可視化と女性ロールモデルのマッチング化支援を主導すべきである。多くの女子学生が首都圏へ流出する背景には、地元には自己実現が可能な高度専門職や多様なキャリアパスが存在しないという情報の非対称性がある。そのため、県や市町村は、地元企業で活躍する女性ロールモデルと学生が日常的に接点を持てるプラットフォームを構築し、宮城においても高い専門性を活かし、高水準の報酬を目指せる環境があることを戦略的に提示する必要がある。
第二に、顔の見える安心感を活かした挑戦のセーフティネットの整備である。仙台の企業や地域コミュニティと連携し、学生が在学中から社会人とフラットに交流できる環境を制度的に支援することが有効である。こうした顔の見える関係性は、首都圏の匿名性にはない宮城独自の強みであり、失敗を恐れずに挑戦できる心理的安全性を担保する。この温かなネットワークは、例え一度県外に出たとしても最後は宮城に戻ってきたいと思わせる情緒的な定着要因へと繋がると考える。
最後に、行政自らが多様なライフスタイルを許容する都市ブランディングを発信することだ。「地方だから保守的なのでは」というジェンダーバイアスを排し、仕事と生活をバランスよく統合させるワーク・ライフ・バランスのモデルを確立することで、自分らしく、かつ高い次元で働ける街としての認知を確立すべきである。行政が民間の活力を引き出し、若者の野心と地域の安心感を融合させる触媒となることが、持続可能な若者定着の鍵となると考える。

(2)企業における取り組み
企業が女子大学生の県内定着を促進するためには、単なる労働条件の改善に留まらず、個人の市場価値を高め、自己実現を支えるパートナーとしての姿勢を明確に打ち出す必要がある。
第一に、能力評価の透明化と早期キャリア形成の機会提供である。首都圏の企業に惹かれる学生の多くは、若いうちから裁量を持って働きたいという意欲を持っている。地元企業は、年功序列的な評価制度から脱却し、成果に応じた報酬体系や、入社後早期からプロジェクトリーダーを経験させるなど、成長実感を数値や役割で可視化すべきである。これにより、上昇志向の強い学生に対し、地元でも挑戦と報酬のバランスが取れることを証明する必要がある。
第二に、将来の結婚や出産といったライフイベントを見据えた柔軟な勤務形態の制度化である。テレワークや時差出勤、短時間勤務制度など、場所や時間に縛られない働き方を標準化し、家庭の状況に応じて柔軟に選択できる環境を整えることが求められる。特に、若年次からこうした制度の利用実績や復職後の具体的なキャリア形成事例を可視化することで、将来の家庭生活と仕事の両立に不安を抱く学生に対し、地元企業が長期的に安心して働ける場であることを強く印象付ける必要がある。
第三に、女性特有のライフイベントを織り込んだ「長期的なキャリアパスの具体的提示」である。産休・育休の取得実績といった過去のデータ提示だけでなく、復職後にどのように専門性を維持し、管理職へとステップアップできるかという具体的な道筋を、ロールモデルの紹介と共に示すことが不可欠である。こうした安心安全なバックアップ体制と、若手のときから挑戦できる環境を両立させることが、将来に不安を抱えつつも充実したキャリアを形成したいと思う女子学生にとって有効であると考える。

仙台以外にも支店がある場合はキャリアの中で出向することもできるといいのかなと考えたが難しい。
製造業など学生から働くことのイメージが湧きにくい業界など「働く」をイメージしてもらうための会社見学を積極的に行うことでその会社で働くイメージを持ってもらえると考えた。また、人事の方をはじめ企業の方と距離感近く話せることは学生にとっても大きなメリットだと思うので学生との距離をより縮められるイベントがあると良いのかなと感じた。

企業側には、自社の魅力をより具体的かつリアルに発信する姿勢が求められると思う。仕事内容だけでなく、若手社員の一日の様子やキャリア形成の実例、失敗談を含めた成長ストーリーなどを発信することで、学生が働く姿を具体的に想像できるようになる。
また、インターンシップや職場見学の機会を充実させ、実際の業務や職場の雰囲気を体験できる機会を増やすことも、県内定着促進につながると考える。

企業側には、柔軟な働き方を見せることが求められる。例として、リモートワークの導入は通勤の不便さを補うことができ、特に女性にとっては働きやすさに繋がる可能性がある。
また、福利厚生の充実やその具体的な内容を積極的に発信していくのが重要である。
今回のイベントのプレゼンで話されていた、アイリスオーヤマの奨学金返済制度はとても魅力的だった。このような具体的な支援制度があるということを知ると、宮城で働くという選択肢が現実的に考えやすい。

仕事内容だけでなく社内の雰囲気や人間関係、働き方などを発信することが重要だと感じた。今回の座談会では、キャリアや働く姿勢など、ホームページだけでは分からない話が聞くことができ、企業理解が深まった。長く働き続けられる環境かどうかが大学生にとって重要であると考えられるため、育休制度やキャリア形成について具体的に示すことが良いと考える。

企業が女子大学生の県内定着を促進するためには、単なる労働条件の改善に留まらず、個人の市場価値を高め、自己実現を支えるパートナーとしての姿勢を明確に打ち出す必要がある。
第一に、能力評価の透明化と早期キャリア形成の機会提供である。首都圏の企業に惹かれる学生の多くは、若いうちから裁量を持って働きたいという意欲を持っている。地元企業は、年功序列的な評価制度から脱却し、成果に応じた報酬体系や、入社後早期からプロジェクトリーダーを経験させるなど、成長実感を数値や役割で可視化すべきである。これにより、上昇志向の強い学生に対し、地元でも挑戦と報酬のバランスが取れることを証明する必要がある。
第二に、将来の結婚や出産といったライフイベントを見据えた柔軟な勤務形態の制度化である。テレワークや時差出勤、短時間勤務制度など、場所や時間に縛られない働き方を標準化し、家庭の状況に応じて柔軟に選択できる環境を整えることが求められる。特に、若年次からこうした制度の利用実績や復職後の具体的なキャリア形成事例を可視化することで、将来の家庭生活と仕事の両立に不安を抱く学生に対し、地元企業が長期的に安心して働ける場であることを強く印象付ける必要がある。
第三に、女性特有のライフイベントを織り込んだ「長期的なキャリアパスの具体的提示」である。産休・育休の取得実績といった過去のデータ提示だけでなく、復職後にどのように専門性を維持し、管理職へとステップアップできるかという具体的な道筋を、ロールモデルの紹介と共に示すことが不可欠である。こうした安心安全なバックアップ体制と、若手のときから挑戦できる環境を両立させることが、将来に不安を抱えつつも充実したキャリアを形成したいと思う女子学生にとって有効であると考える。

(1)行政機関主催イベントの効果的な情報発信
・X(旧Twitter)
1,2年の東北大生はXを使いがち。また、合格発表や入学式、新歓の時期(3~5月)は特にXの使用率が高まるので、その時期に合わせ発信するとよい。藤崎や三越のXの投稿がたまに流れてくることがある。
・大学公式(またはそれに近い)アカウントとの共同投稿
今回のプロジェクトでは仙台つーしんや東北大学情報局に依頼し宣伝を行ったが、より多くの閲覧数を獲得でき、効果的であったと思う。
・大学メールで強制的に情報を提供する
東北大生はあまり主体的に情報収集しないので、、。就活イベントなどの情報を、強制的に目に入るように発信する。

今回大学に対して県からの依頼ということで学生に配信するツールを使用して進路就職課から学生に向けてイベントの告知を行った。しかし、学内のイベントと日程が被っていたため配信する学年を絞っての告知となった。各大学に小規模のイベントでも大学に発信していく必要があるのかなと感じた。また、Instagramの広告等で行政主催のイベントは見たことがあるが、Instagramは学生が良く見る媒体だと思うため今後もこの広告は継続して行うことでより周知できるのではないかと感じた。

県のHPでの発信は必要であるが、実際にHPを積極的に閲覧している学生は多くない。そのため、HP掲載のみでは十分な効果は期待できないと感じる。
SNSやInstagramの広告機能を活用することで、学生の目に触れる機会を増やすことができる。しかし、単に表示されるだけでは不十分であり、「興味を持ってもらえる内容」であることが重要である。親しみやすい言葉遣いやデザイン、実際に参加した学生の声を取り入れるなどの工夫が必要である。
また、大学を通じた情報発信も非常に効果的である。学校からのお知らせや掲示板で今回のイベントを知った参加者もおり、大学経由の情報は信頼性が高く、参加への心理的なハードルを下げる役割を果たしていると感じた。

現状では、県のホームページを自分から閲覧する学生は多くないと感じる。ホームページは少しかたい印象があり、探しにくい。そのため、SNSでの発信を今以上に活用する必要があると考える。
県の公式YouTubeなどのSNSを拝見し、感じたことはBGMや効果音がもっとあっても良いと感じた。動画などは音がないと楽しみにくいため、音を途切らせないことで注目しやすくなる。さらに、動画は最初の数秒が重要なので、スクロールした人を引き止めるために「そこのあなた!」などと書くとみんなが見るのではないかと考えた。

大学との連携による情報発信が効果的であると考える。

今回は、InstagramからGoogleフォームへ誘導するデジタル動線を構築し、女子大学生が主体となって広報を実施した。Instagramの運営前に、プロの方からのセミナーを経てコンセプトを策定したものの、実際の運用においてはデザインの統一感の確保が課題であったように思う。アイコンやポスター、投稿画像などを複数のメンバーが個別に担当した結果、ビジュアルのトーンが分散し、ブランドとしての世界観が確立しきれなかった。
この経験を踏まえて、次回は、広報実務におけるクリエイティブ・ディレクションの重要性を認識すべきである。行政は、学生のリアルな声を拾い上げるだけでなく、全体のデザインを統括し、一貫したメッセージを視覚的に担保できる専門家をディレクターとしてアサインする伴走型支援を強化すべきである。
具体的には、誰が制作しても統一感が出るようなカラーパレットやテンプレートの提供(または、運営当初に学生と共に作成)、およびプロジェクト全体を貫くビジュアル・ガイドラインの策定サポートである。学生の熱意とプロのディレクションを掛け合わせることで、初めて情報の信頼性と、ついクリックしたくなるような魅力を両立させた発信が可能になると確信している。

(2)企業からの効果的な情報発信
・インフルエンサーとのタイアップ
仙台つーしんなど。企業のアカウントで独自に投稿・発信するのも良いが、学生がその企業をフォローしない限りは投稿を見ることはない。

大学に訪問し説明を行うことが一番手っ取り早いと考える。実際に学生の中でも大学で説明していただいたことから選考に進んでいる学生も多い。また、Instagramでキラキラした社員の姿を見ることで働くイメージを持つこともできるため、Instagram等のSNSに力を入れることも重要であると考えた。

企業はSNSなどを通じて、より「リアル」な情報を発信することが重要である。社内イベントや同好会活動、社員旅行、日常の様子、独自制度など、企業の雰囲気が伝わる情報を積極的に公開することで、学生は安心感や親近感を抱きやすくなる。
企業の内部の様子が見えることで、「働く姿」が具体化し、志望度向上につながると考えられる。

企業の情報発信も行政と同じように、ショート動画の活用が大切だと考える。学生は日常的にSNSを利用するので自然に目に入る情報に影響されやすいためである。
企業をより深く知りたいと思うには、自分の共通点や探してた情報に似ていると知りたくなる。例えば、「宮城限定イベント」や「東京に行くか迷っている人集合〜!」など。

今回の座談会のように、実際に社員の人柄や価値観に触れる機会は、興味を高めるきっかけになる。

女子大学生が企業に対して主体的な関心を持つためには、企業側が単なる事業内容の紹介に留まらず、入社後の具体的なライフスタイルやキャリアパスを自分事化できる形で発信することが不可欠である。
第一に、発信内容における情報の解像度の向上が求められる。企業の公式ホームページやパンフレットにある定型的な情報だけでは、実際の職場の雰囲気や、ワークライフバランスの実態までは伝わりにくい。そのため、実際に働く若手女性社員の一日のスケジュールや失敗談を含めたキャリア形成のプロセスなど、ターゲットが数年後の自分を投影できるような等身大のコンテンツを、親和性の高いInstagram等のSNSで日常的に発信することが有効である。社員自身の生の声を届けることが、ブランドへの信頼と共感を生むポイントとなると思う。
第二に、デジタルとアナログを融合させた体験型・対話型チャネルの活用である。SNSでの発信をきっかけとしつつ、そこから地域拠点のようなサードプレイスでのカジュアルな座談会や、オフィス見学へと繋げる動線設計が重要である。特にお休みや家庭を大事にしたいと願う学生にとって、人事担当者だけでなく、実際に家庭と両立している社員とフラットに話せる機会は、企業の誠実さを確認するポイントとなる。
第三に、企業としての社会的なスタンスの明確化である。単に働きやすいと謳うだけでなく、なぜその企業が女性の活躍を推進しているのか、地域社会とどのような関係を築こうとしているのかというビジョンを語る姿勢こそが、感度の高い学生に響くと思う。
結論として、企業は選ぶ側という意識を捨て、学生の人生に寄り添うパートナーとしての姿勢を、一貫して、嘘のない言葉で発信し続けることが、県内定着を促すための最も効果的なアプローチになると考える。

主催:宮城県仙台地方振興事務所(働く女性の理想のキャリア叶えるプロジェクト)
問合せ:株式会社プレスアート みやぎで働く!編集部
☏:022-266-0911
メール:miyagi-hataraku@pressart.co.jp