株式会社リツワ

栗原市で創業し、介護福祉事業において約20年の実績を持つ『リツワ』。現在は、宮城県･岩手県内に33拠点、66事業所を擁している。地域に根差し、地域に応えるサービスを基本理念としており、グループホームや小規模多機能型居宅介護、サービス付き高齢者向け住宅など、1拠点に複数のサービス事業所を展開。「介護のスタート段階で困っている家族の助けになりたい」とスピーディな対応に徹し、さまざまなサービスを通して地域のニーズに応え続けている。
２０２４年３月には大崎市古川に、有料老人ホーム、看護小規模多機能型居宅介護事業所、グループホームを備える複合型福祉介護施設「ケアビレッジ大崎」が誕生した。訪問看護ステーションを完備しており、医療が充実。認知症などの疾患がある利用者でも、住み慣れた地域でリハビリを取り入れながら健やかに過ごせる空間となっている。白と茶を基調とした上質感と暖かみにあふれた内装も特徴の一つ。ホテルのようなおしゃれで快適な空間は、利用者が居心地よく過ごせるのはもちろん、スタッフも気持ちよく働くことができる。

宮城県内に複数拠点を持つため、働くエリアは多岐にわたる。社員は基本的に地元採用を心がけており、「出る杭は伸ばす」方針を徹底。月に一度、上司との面談の場を設け、目標に対しての達成度合いを評価している。やりがいや生産性が見えにくい業界であるため、成果を見える化することで、モチベーションのアップにつなげているのだ。昇級や飛び級も頻繁に行われており、勤務７年の28歳女性が管理職となった事例もある。また、資格取得制度も充実しており、スキルアップを目指したい人には最適な環境。子連れ出勤も可能で、同社が運営する保育園に子どもを預けて働くこともできるので、ライフスタイルやライフステージに合わせた働き方ができる点も大きな魅力だ。このほか、年３回の賞与、社員向けアパートの完備、誕生日ケーキの進呈など、うれしい福利厚生が満載。楽しく、やりがいを持って仕事ができる風土が根付いている。
現在、職場見学やお仕事説明会は随時実施しており、オンラインでの対応も可。未経験者も大歓迎なので、興味のある人はぜひコンタクトを取ってみよう。

地域に根差した『リツワ』では、地域と一体化した子育て支援の重要性という観点から、企業主導型保育事業にも力を入れており『マロンキッズ保育園』（栗駒）、『マロンキッズ志波姫保育園』（志波姫）という2つの事業所型保育園を運営している。敷地内には看護師も配置しており、志波姫では障がいのある子どもの受け入れも可。福祉介護施設の利用者と
の交流、ブドウ収穫のお手伝いなど、『リツワ』ならではの多彩な体験で、豊かな人間関係の構築や食育など、園児たちの健やかな育ちを支えるための大切な機会を提供している。

2015年に、関連会社の『有限会社キリシロ』がファーム部門を設立。高齢化などにより休耕された地元の農地を購入し、水田や畑、ブドウ園として再生。収穫した地元食材を施設で利用者に提供するなど、地産地消に取り組んでいる。自家製ブドウを使ってワイン製造も行っており、『リツワ』が営む『シェアワークスくりはら』『チャレンジド岩ケ崎』という障害者就労支援事業所の利用者が、畑の草取り、ブドウの管理やラベル貼り、瓶詰めの作業を請け負うという“農福連携”も推進。地域還元型および循環型の事業形態で地域に貢献している。