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社会福祉法人宮城厚生福祉会

一人ひとりと向き合い地域と協働する健やかな介護を

『田子のまち』では入居者が元いた環境にできるだけ近づけ、ストレスなく過ごせるように配慮。

地域の声に耳を傾けて創る「社会資源」としての介護施設

『宮城厚生福祉会』は、「安心して育ち暮らすことのできるまちづくりを広く市民とともにつくりあげる」という理念を掲げる社会福祉法人。1997年に設立以来、子ども・障がい者・高齢者をサポートする施設を宮城県内10数カ所で運営してきた。特筆すべきは先述の理念を具体的に実践している点だ。例えば介護老人福祉施設『田子のまち』には、市民が自由に活用できる図書コーナーやパブリックスペース、レンタルキッチン・会議室などを備える。入居者と地域住人がひとつの空間で同じ時間を過ごすことを重視し、一つひとつの施設を単なる「福祉施設」としてではなく、「社会資源」として運営していることが伝わってくる。
また介護福祉サービスを提供する組織にはまだまだ少ない、労働組合を擁している点にも注目だ。意見を吸い上げ、柔軟に改善していくための仕組みづくりに積極的な姿勢がうかがえる。

入居者も介護者も安全で健やかに暮らせる場に

現場の意見に耳を傾けるのは、入居者に対しても同様だ。いずれの介護施設でも少人数制の「ユニットケア型」を採用し、介護職員を固定してケアを担当。一人ひとりと日々向き合うことで「少し調子が悪そうだ」など些細な変化も見逃さず、必要であればすみやかに改善に動くという。
職員が健やかに働くための環境にも目配りする。介護業界の離職理由として最も多いのは「腰のトラブル」とされるが、ここでは移乗用リフトなどの福祉機器を活用することで、介護者だけでなく入居者も安全に過ごせる環境を整えている。重ねて目を惹くのが「産・育休取得後の復職率100%」という数字。実際に多くの職員が産・育休制度を活用し、後に復職することで、自然と「誰もが産・育休を取得しやすい空気」が醸成されている。何より、入居者と日夜向き合うことのやりがいは、働く上での大きなモチベーションとなるだろう。
◯利府町にある『介護老人福祉施設 十符・風の音』。「住み慣れた我が家にいるようなあなたの想いを叶える場所」を掲げ入居者をケア。
◯食事は施設入居者の好みをヒアリングし「おいしい温度」で提供。
◯移乗用リフトなどの機器を積極的に導入・活用。
◯『田子のまち』では1ユニットに4~5人の職員が付く少人数制を採用。エントランス前には共有空間があり、地域の人も自由に利用できる。
先輩インタビュー
この法人に入職して一番やりがいを感じたことは?

周囲に感謝の気持ちを持ち日々笑顔で働ける環境です

この仕事に就いたきっかけは、中学校・高校での職場体験。高齢者施設を訪問し、入居者の方から昔話をうかがった時間が楽しく、有意義だったことから自然と介護職に就きたいと思うようになりました。私が所属する『田子のまち』では、先輩方が丁寧に指導してくれるので安心して業務に集中することができています。入職直後は緊張して話すこともままならなかった私も、2年目となる今では主体性を持ち、入居者の方たちとのふれあいを楽しく感じるようになりました。これからも周囲への感謝の気持ちを忘れず、笑顔で働いていきたいです。

法人情報 & 採用データ

設立
1997年3月
代表
金田 早苗
資本金
300万円
従業員数
480人(男80人/女400人)
住所
〒983-0021
宮城県仙台市宮城野区田子字富里153
TEL
022-388-9968
FAX
022-388-9969
初任給
190,900円(大卒)、184,900円(短大・専門卒)、182,900円(高卒)※夜勤4回(20,000円)含む
福利厚生
社会保険完備、法人独自の共済制度あり(本人の医療費8割補助など)、傷病・産休者への給与補助、ハラスメント相談窓口が法人内にあり
休日休暇
年間108日(日曜を含む1カ月の変形労働制9日/月)、有給休暇10日/年(入職3カ月後)、リフレッシュ休暇5日/年
採用担当者連絡先
TEL.022-388-9968(渡辺由美)
smkf_jinji@kou-fuku.or.jp
募集職種
介護職員