ナカリ株式会社 なかり
製造業

品質・数量ともに日本一を目指す
加美町発、米穀業界のトップランナー
お米に関する全てを扱う
オールライスメーカー®1923(大正12)年創業の『ナカリ』は白米、無洗米、炊飯米といった「主食米」から清酒用、米菓用、味噌用、ビール用などの「加工用米」まで、すべての米穀の加工販売、精米、販売を行う「国内産米のオールライスメーカーⓇ」だ。中でも主力である加工用米の特定米穀は全国トップの取り扱い量を誇り、独自の異物除去装置やトレーサビリティシステム、品質管理など安全・安心を徹底して追求。業界最大の約3万トンという自社所有米穀量により、年間を通してクライアント企業へ安定供給を行っている。
社員が幸せになるための
働きやすい職場づくり今年創業100周年を迎えた同社は、時代の変化に柔軟に対応しながらサービスの向上や米穀業界の発展など、常に挑戦を続けてきた。環境保全活動や地域の課題解決、職場環境づくりなどSDGsへの取り組みも挑戦の一つだが、根底にあるのは「会社は社員が幸せになる場である」という考えだ。同社では、社員自らが自分たちの働き方を考え、実践している。大切にしているのは、「自分事」として捉えること。例えば自分の部署で問題があれば、情報を発信し共有する。他の部署の社員はそれを自分の部署の問題として捉え共感し、納得して協力する。そして社員全員で「共走」する。そのために社員の多能工化を進めた結果、部署の垣根を越えて助け合う風土が生まれ、生産性向上や社内コミュニケーションの活性化に繋がっているという。福利厚生の充実ぶりも見逃せない。30分単位で有休を取得できる時間休制度、年5日間の取得が義務付けられたリフレッシュ休暇など、気兼ねなく休める制度が整っている。また急な休みにも理解がある職場なので、ライフステージが変化しても安心して働くことができる。同社なら、新しい100年も社員が幸せに働ける会社であり続けるだろう。
生活の延長上にある身近なお米
俺が作ったんだよと自慢できます米を商材にしていることに興味を持ち、ホームページを見ても分かる通り、信頼できる会社だと思い入社を決めました。担当する主食用米は生活の延長上にあり、店頭で商品を見るとやりがいを感じますし、「これは俺が作ったんだよ」と家族に話せることが嬉しいです。製品は袋の印字を1つ間違えば出荷停止になります。人の口に入るものなのでミスをしないようにいつも細心の注意を払い、丁寧に扱うことを心がけています。入社して感じるのは、いろいろなことに「挑戦」する会社だということ。一つひとつ取り組んでいることが働きやすさに繋がっていると思います。
【名前】 藤浦 大輔 【在籍年数】 3年5ヵ月
【所属】 生産管理部主食用精米工場
中央操作室で玄米の受け入れから精米まで製造ラインの集中管理を行っている。
約3万トンを保管・管理できる倉庫と資金力によって業界最大のストック力(自社所有米穀)を誇る。
精米後はメーカーと共同開発したナカリ特別仕様の選別機で異物やヤケ米などを取り除く。異物除去精度も日本一を目指している。
製品化したコメの白度や味度値、食味値などを計測して品質検査を行うほか、実際に炊飯器で炊いて食べる官能検査も行う。
学校でSDGsの取り組みを講演する機会も増えている。SDGsに触れる機会をつくりパートナーシップの輪を広げている。
会社情報
- 会社名
- ナカリ株式会社
- ふりがな
- なかり
- 業種
- 製造業
- 所在地
- 〒981-4271
加美郡加美町羽場字山鳥川原9-28-4 - TEL
- 0229-63-3167
- FAX
- 0229-63-7528
- ホームページ
- https://www.nakari.jp
- 代表
- 中村 信一郎
- 設立
- 1956年
- 従業員数
- 66人(男56人/女10人)